名古屋
2025年03月27日
上位混戦もシトロンヴェールが軸「萌芽特別」(名古屋競馬)
3月27日(木)の名古屋競馬メイン第12レースは「萌芽特別」(A級5組、名古屋競馬場1500メートル)。
一長一短ある馬がそろって混戦ムードだが、めきめきと力を蓄えてきている4歳馬◎9 シトロンヴェール(牡4、藤ケ崎一人厩舎)からの狙いがベター。B級を3戦で卒業した好素材は、A級への昇級初戦だった前走5組特別戦を一発回答であっさりクリア。好位で流れに乗り、直線外から鋭く伸び切った。ゆったり流れる中距離の方が息の長いしぶとい脚がより生きるが、当地1500メートル戦は【2・1・0・2】とこなせない訳ではない。レースが組み立てやすい再度の外枠スタートもプラス要因。相手は強化されたがA級戦連勝と行きたい。
最大のライバルは重賞ウイナーで実績上位の○10 リストン(牡5、荒巻透厩舎)。2走前に復帰後の初勝利を挙げ復活をアピールしたが、前走は勝負どころから失速して10着に終わった。中間のアクシデントが末脚の粘りを欠く一因となったようだが、連続して使え、追い切り気配はアップ。やはり高評価が欠かせない。
堅実駆けに定評がある▲11 メイショウサキガケ(牡6、迫田清美厩舎)もV圏内。A級昇級後、5→4→3着と着順を上げ、クラス慣れもしてきている。同タイプは多いが前々でレースを運べば勝利も可能。
決め脚のある△4 エコロエース(牡6、榎屋充厩舎)も差はわずか。ゆったり流れる1700メートル戦の方が走りがいいタイプで、前走同様の内めの枠でどう立ち回るかが好走への鍵になりそうだ。
おすすめの買い目
馬単(マルチ)
9⇔2・4・10・11(8点)
3連単(フォーメーション)
9→2・4・10・11→2・4・10・11
2・4・10・11→9→2・4・10・11(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)