null

フクノユリディズがオープン馬をねじ伏せる「ひめたんお誕生日記念」（園田競馬）

27日（木）の園田競馬メイン第11レースに「ひめたんお誕生日記念」（A1A2、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎2 フクノユリディズ（セン5、田中一巧厩舎）は休養を挟みつつ6連勝中。今回は2カ月半ぶりの実戦になるが、17日の能力検査では黒船賞JpnIIIで6着だったエコロクラージュを上回る手応えで先着しており、仕上がりは上々。現在はA2クラスで格上相手になるが、54キロの斤量で出走できるのは有利。ここを勝ってもまだA2残留になるが、将来的には重賞でも上位争いが期待できる馬で、ここも通過点になるだろう。

○3 スマートラプター（牡6、永島太郎厩舎）は兵庫転入後2連勝中。まだいくらか気性的な難しさを見せることはあるが、好発を決めて気分よく運ぶことができれば上位争い必至。重賞に向けて賞金を加算しておきたいところだ。

▲6 オマツリオトコ（牡5、長倉功厩舎）は前走が転入初戦で5着だった。結果的に発馬で遅れたことが致命傷になったが、レース最速の上がりをマークし実績通りの力を示した。ひと叩きされたことで馬体が絞れれば上位争いになる。

☆1 ミステリオーソ（牡8、長南和宏厩舎）は今回も末脚勝負になるだろうが、今週の園田は差しが届いており、馬場に対応できそう。土方颯太騎手との初コンビで一発を狙う。

△8 スキピオ（牡7、橋本忠明厩舎）は挫跖の影響で間隔は空いたが、回復後は順調に乗り込まれた。内枠に入った先行馬が強力だが、前々で勝負したい。

△11 アウグスト（牡6、森澤友貴厩舎）は詰めの甘さが出て2着続きとややトーンダウンしているが、追い切りでは30日のはがくれ大賞典（佐賀）に出走する予定の白鷺賞馬オディロンと併せていい動きを見せた。なんとか実戦に結びつけたい。