岩手
2025年03月30日
ウラヤが短距離路線の主役へ「白嶺賞」(水沢競馬)
30日(日)の水沢競馬メイン第12レースは重賞「第31回白嶺賞」(水沢競馬場1400メートル)。
◎8 ウラヤ(牡6、畠山信一厩舎)は中央ダート1400メートル3勝から転入。あっさり2連勝を飾り、青藍賞で1番人気に支持されましたが、小回りにとまどって6着に終わりました。続くマイルチャンピオンシップ南部杯JpnI・13着から絆カップへ駒を進めて快勝。待望の初タイトルを獲得しました。トウケイニセイ記念は2度目の水沢1600メートルで3着を確保。これでコース克服のメドが立ちました。好発進を決めて短距離路線の主役へ躍り出たいところでしょう。
○6 レディブラウン(牝7、千葉幸喜厩舎)は一昨年11月、門別A3級から転入後、9勝、2着5回、3着1回。着外に沈んだのは1度のみと抜群の安定感を誇っています。特に水沢1400メートルは最も得意とする条件。逆転首位まで十分考えられます。
▲7 マツリダワールド(牡5、菅原勲厩舎)は昨年9月から8戦連続で馬券対象を果たし、地力アップは明白。終盤の水沢1400メートルで2勝、2着1回と適性を誇示しました。今季初戦の3着はマークが厳しかった印象。ここでも上位争い必至です。
△3 スターシューター(牡7、櫻田浩樹厩舎)は大井専門で使われて通算13勝。転入初戦の850メートルで鮮やかなまくりを決めました。前走5着でしたが、距離短縮を味方に反撃に転じます。
△1 ユイノダンディズム(牡7、千葉博次厩舎)は中央1勝クラスから再転入後、3勝、2、3着各1回。重賞初挑戦でどんな競馬を披露するか。
△10 ボウトロイ(牡7、菅原勲厩舎)はトウケイニセイ記念でハナ差2着に惜敗。マークは欠かせません。
(文/松尾康司)