佐賀
2025年03月30日
地方馬同士の争いならシンメデージー優勢「はがくれ大賞典」(佐賀競馬)
30日(日)佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第22回はがくれ大賞典」(地方全国交流・佐賀競馬場2000メートル)。
◎10 シンメデージー(牡4、高知・打越勇児厩舎)は、前走の佐賀記念JpnIII(2月6日、2000メートル)では中団の位置取りから直線追い込んで、逃げ勝ったメイショウフンジンに2馬身(コンマ4秒)差の2着に進出しました。ここまで地方馬同士の重賞は4戦全勝。ダートグレードには4度出走して未勝利ですがいずれも地方馬最先着を確保。ここを勝って悲願のダートグレード初勝利へ向けて弾みとしたいところです。
○6 シルトプレ(牡6、真島元徳厩舎)は、12月の佐賀転入後は中島記念(12月22日、1800メートル)、雷山特別(1月11日、2000メートル)を連勝。佐賀記念JpnIIIでは中団から向正面で前へと進出しましたが、3コーナー以降は伸びず勝ち馬から3秒0差の6着でした。北海道所属時にダートグレードで掲示板内に5回進出と、力量はここでも上位。巻き返しを期待したいところです。
▲3 オディロン(牡6、兵庫・森澤友貴厩舎)は、前走の白鷺賞(2月13日、姫路2000メートル)では3番手から直線抜け出してフークピグマリオン(名古屋)に1馬身(コンマ2秒)差を付け勝利。JRAオープンから12月に兵庫転入後は2連勝中で、交流重賞での活躍が期待される1頭です。
今回は三強対決となりそうですが、岩手の中長距離重賞での上位実績が豊富な△1 ゴールドギア(牡10、名古屋・榎屋充厩舎)、JRA所属時の23年佐賀記念JpnIIIで2着の△5 デルマルーヴル(牡9、山田徹厩舎)らも上位争いとなりそうです。
(文/上妻輝行)