兵庫
2025年04月15日
ダイジョバナイがたたき2走目で逃げ切る「春暖特別」(園田競馬)
15日(火)の園田競馬メイン第11レースに「春暖特別」(B1、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎2 ダイジョバナイ(牡4、飯田良弘厩舎)の前走は逃げて持ち味を発揮したが、後続の2頭から厳しいマークを受け、息を入れることができず、4コーナーで失速してしまった。前走はA2との混合戦だったが、今回は自己条件のB1単独戦、状態面もたたき2走目で上向き、距離短縮と好走条件がそろった。重賞勝ち馬のスピードを見直したい。
○3 ナリタシン(牡5、坂本和也厩舎)は12月に戦列復帰してから6連敗と思わぬ足踏みが続いているが、園田1230メートルがもっとも僅差の競馬ができている。前走は序盤で掛かり気味だったが、直線では末脚を発揮しており復調が感じられる。うまくタメをつくって運ぶことができればチャンスがありそうだ。
▲5 ホクザンバーリイ(牡4、橋本忠明厩舎)は姫路開催をパスして3カ月ぶりのレースになる。長期の休養を挟んで出走するのは初めてになるが、血統的に気のいいタイプで仕上がりも上々。先行してこそというタイプで、自分のペースで運べるかどうかが鍵になる。
☆8 カルラファクター(牝6、保利良平厩舎)は新人の米玉利燕三騎手が騎乗するが、父・晴久厩務員の担当馬で親子鷹が実現した。前走は先行争いが激しくなり展開が向かなかったが、ダメージは少なかった様子。外枠から積極的に動いていきたい。
△4 モカラエース(牡5、北野真弘厩舎)は2走前に6着と大敗してからリズムを崩しているが、調子落ちはない。距離短縮で最後まで集中して走ることができれば巻き返しがありそうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)