笠松
2025年04月03日
アカオーらJRA勢が有力「太田宿特別」(笠松競馬)
4月3日(木)の笠松競馬メイン第9レースはJRA交流「太田宿特別」(東海3歳2組・中央未勝利、笠松競馬場1400メートル)。
中央未勝利との交流戦は、力関係が定まっておらず、波乱のケースが少なくない。ただ、地力と層の厚さで勝る中央勢を上位視するのがやはりベター。◎6 アカオー(牡、JRA・濱田多實雄厩舎)を中心視したい。中央の短距離ダートで7、6着と2戦ともひと桁着順で、着差も勝ち馬から1秒以内と今回のJRA勢なら戦歴上位の存在。ポイントは7カ月ぶりの実戦だが、坂路での追い切りで一杯に追われ、4ハロン52秒1の好タイムをマークしているように臨戦態勢はほぼ整ったムード。なにより手ごろな相手に変わる初めての地方遠征。ワンランク上の地力がものを言う。
ひと叩きした上積みが見込めるのが○10 ハイエストランク(牝、JRA・武藤善則厩舎)。デビュー戦は甘いスタートが影響し見せ場なく14着だったが、馬っぷりが光り、潜在能力を感じさせる。東海の第一人者・岡部誠騎手とのタッグも魅力で変わり身があっても驚けない。
地元笠松勢では▲1 テルケンユミムーン(牝、後藤佑耶厩舎)に注目。前走では転入戦から大きくタイムを短縮し、1400メートル・1分31秒9の優秀な時計で勝利。しかも2着につけた8馬身差はインパクト大といえる。南関東での戦歴から中央勢相手でも期待が持てる。
地方なら△7 クリノランシャーク(牡、JRA・谷潔厩舎)にもマークが必要だろう。
(文/中部地方競馬記者クラブ)