岩手
2025年04月06日
水沢で重賞制覇の実績バリウィール「ネクストスター北日本」(水沢競馬)
2025年度、岩手競馬の開幕を飾る4月6日(日)のメイン第11レースは北海道・岩手交流「第2回ネクストスター北日本」(3歳、水沢競馬場1400メートル)。
◎11 バリウィール(牡、北海道・小国博行厩舎)は北海道で3勝を挙げ、昨年11月に水沢で行われた地方全国交流重賞・南部駒賞へ参戦。あっさり逃げ切りを決めました。その後、2カ月の休養を挟んでブルーバードカップJpnIIIへ挑戦して6着。しかし今回は地区限定戦に加え、すでに経験済みの水沢コース。重賞2勝目に王手をかけました。
○2 ミラクルヴォイス(牡、北海道・佐久間雅貴厩舎)はネクストスター門別で鮮やかなまくりを披露して快勝。2着べラジオドリームとの1馬身(0秒2)という着差以上に強い内容でした。続く南部駒賞は出走取消。今回は仕切り直しの一戦となりますが、実力は相当レベル。平常心で臨むことができれば逆転首位まで。
▲1 ヴィグラスデイズ(牡、北海道・村上正和厩舎)は北海道で3勝目を挙げると、兵庫ジュニアグランプリJpnIIへ挑戦。地方最先着の4着に健闘しました。それ以来の実戦に若干不安が残りますが、遠征2度目で重賞初制覇を目指します。
△10 マキシマムドライブ(牡、北海道・田中淳司厩舎)は北海道2勝後、JRA芝へ3度挑戦して4着1回、5着2回。時計のかかるダート対応がネックですが、強豪相手に戦ってきました。
△3 ポマイカイ(牡、菅原勲厩舎)はトライアル・スプリングカップを完勝。課題だった折り合いを克服できたのが収穫。
△6 ラヴェイ(牡、小西重征厩舎)は金杯優勝後、放牧先で乗り込まれてスプリングカップ2着。好調をアピールしました。
(文/松尾康司)