岩手
2025年04月13日
ラストバリオンに好条件揃う「スプリント特別」(水沢競馬)
13日(日)の水沢競馬メイン第12レースは「スプリント特別」(オープン、水沢競馬場850メートル)。
◎5 ラストバリオン(牡7、木村暁厩舎)は中央ダート1200メートルで1、2着各1回から南関東へ移籍。大井1000メートルで5勝、川崎900メートルで2勝をマークし、B1級まで出世しました。転入初戦・白嶺賞は守備範囲を超えた1400メートルに加え、先行馬が総崩れの展開。直線一杯となって8着に沈みました。今度は850メートルが舞台なら巻き返し必至。メンバーも甘くなって絶好の勝機を迎えました。
○6 カタナ(牡10、畠山信一厩舎)は中央ダート4勝、東海A級から22年10月に転入後、オープンで走り続けたスプリンター。23年5月以降は白星から遠ざかり、昨年10月からC1へ降格。5勝、3着2回と7戦連続で馬券対象を果たしました。前回は競走取止でしたから今回が仕切り直しの一戦。久々の実戦は適性でカバー。ベストの850メートル戦で好発進を決めたいところでしょう。
▲2 オスカーブレイン(牡4、小林俊彦厩舎)は2歳時にサッポロクラシックカップ、3歳時に盛岡の地方全国交流・ハヤテスプリントを優勝。昨年12月に転入後は4戦すべて掲示板外ですが、自分の競馬ができなかったのも事実。今度は少頭数で、好枠を味方に持ち味の粘りを発揮できそうです。
△1 ラピッドベル(牝5、三野宮通厩舎)は中央ダート短距離で2着3回から兵庫(園田)で3勝。再び中央入りし兵庫を経て岩手入り。コース2度目で反撃一考。
△7 シアーライン(セン12、陶文峰厩舎)は中央ダート4勝、高知5勝。今年12歳ですが、通用して不思議なし。
(文/松尾康司)