岩手
2025年04月15日
年度代表馬フジユージーン始動「赤松杯」(岩手競馬)
15日(火)の水沢競馬メイン第12レースはシアンモア記念トライアル「第50回赤松杯」(水沢競馬場1600メートル)。
◎4 フジユージーン(牡4、瀬戸幸一厩舎)は昨年、ダイヤモンドカップ、東北優駿の岩手二冠を制し、JpnIIへ昇格した不来方賞4着。続いてジャパンダートクラシックJpnI・10着から地方全国交流の園田・楠賞へ参戦。出遅れながらも驚異的なまくりで快勝し、岩手年度代表馬に選出されました。今回は11月以来の実戦に加え、古馬とは初対決ですが、さらに高いステージを目指すのが今年のテーマ。好発進を決めるか全国から熱い視線を集めています。
○5 ヒロシクン(セン6、佐藤雅彦厩舎)は昨年の4歳以上最優秀馬。中央1勝クラスから転入後、伝統の一條記念みちのく大賞典まで圧巻の4連勝。秘めた素質を開花させました。以降も青藍賞、トウケイニセイ記念を優勝。桐花賞で4着に敗れましたが、それまで地方馬限定戦では負けなし。フジユージーンは強力ですが、古馬ナンバー1の貫禄を見せたいところでしょう。
▲8 ノーブルサターン(牡11、板垣吉則厩舎)は23年の年度代表馬。昨年は未勝利に終わりましたが、ファン投票・桐花賞で0秒1差3着。最後の最後で意地と健在を誇示しました。今年11歳ですが、順調なシーズン入りを果たし、2頭の争いに割って入るか。
△7 スズカゴウケツ(牡8、千葉幸喜厩舎)は南関東で5戦を使って4度目の転入。水沢克服がネックですが、地力一目。
△2 ボウトロイ(牡7、菅原勲厩舎)はトウケイニセイ記念でヒロシクンにハナ差2着。1600メートルがベストの条件です。
(文/松尾康司)