佐賀
2025年05月11日
慣れあるカシノカンピオーネが反撃へ「若葉特別」(佐賀競馬)
11日(日)の佐賀競馬メイン第5レースは「若葉特別」(B級、佐賀競馬場1750メートル)。
◎8 カシノカンピオーネ(牡4、古賀光範厩舎)は、前走の卯月特別(4月26日、1860メートル)がB級特別初挑戦。前の3頭からは離れた中団を追走し、直線では2番手に上がったものの、逃げたプリンシパルアクトとの差がなかなか詰まらず3馬身(コンマ6秒)差の2着で、昨年10月の転入初戦からの連勝は9で止まりました。今回は前走の1〜4着馬が揃った一戦ですが、特別戦のペースにも慣れ、優勝争いに持ち込みます。
○7 ロンドンデリーエア(牡8、真島正徳厩舎)は、1月の転入後5戦4勝、2着1回の快進撃。1750メートルではC2級やC1級の特選で計3勝を挙げています。B級昇級初戦から特別へ挑戦と、相手が一気に強化されますが、新人騎手3キロ減を活かした先行粘り込みがありそうです。
▲6 イケメンパリピ(牡3、真島二也厩舎)は、卯月特別ではカシノカンピオーネの直前でレースを進め、勝ち馬からコンマ9秒差の4着でした。転入初戦で古馬と初対戦だっただけに健闘といえ、2戦目での上積みを期待したいところ。
△2 プリンシパルアクト(牡5、池田忠好厩舎)は、卯月特別では逃げを打ち、3コーナーから2番手以下との差を広げて勝利しています。4走前の春望賞(3月1日、1860メートル)でも3着を確保しているように、逃げを打てれば怖い存在といえます。
そのほか、B級中距離での上位実績が豊富な△1 ダンツトレント(牡4、古賀光範厩舎)や△3 キタサンドライバー(セン6、真島正徳厩舎)らも上位争いに加わりそうです。
(文/上妻輝行)