null

堅実ファルギュラントが軸「草笛特別」（名古屋競馬）

5月21日（水）の名古屋競馬メイン第11レースは「草笛特別」（A級5組、名古屋競馬場1500メートル）。

確かな本命馬不在だが、堅実駆け◎10 ファルギュラント（牡4、藤ケ崎一人厩舎）が軸馬にふさわしい。スタートがうまく先行力があり、しぶとさも備え、当地転入後【2・1・3・1】とコンスタントに好勝負している。勝ち切れない走りも少なくないが、昇級初戦だった前走も好位キープから0秒7差の3着といきなりA級にメドを立てた。前開催をスキップしレース間隔を空け、追い切りを強化して臨むのもプラス材料。クラス2走目で勝利といきたい。

ひと叩きした上積みが魅力なのは○9 コーリンジャッジ（牡7、角田輝也厩舎）。手探り面があった転入戦は強敵ぞろいのB級1組特別戦ながら好位追走から直線シャープな脚で抜け出し、リスタートに成功。レベルが高い南関東（大井）で10勝を挙げたキャリアと底力はやはりダテではない。昇級戦でも勝ち負けだ。

冬場は成績ひと息だった▲6 ケンドチョウライ（牝5、坂口義幸厩舎）が調子を上げてきている。5・6月成績が【2・0・2・1】とこの時季を得意とする。差し馬向きの流れになれば久々に突き抜けていい。

着実に力を蓄え、A級戦にも慣れてきた△1 エピックナイト（牡4、瀬戸口悟厩舎）もそろそろ連対圏突入がありそうだ。