岩手
2025年05月25日
態勢万全ピカンチフラワー「イーハトーブマイル」(盛岡競馬)
25日(日)の盛岡競馬場メイン第11レースは3歳重賞「第13回イーハトーブマイル」(盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎3 ピカンチフラワー(牝、板垣吉則厩舎)は昨年の岩手2歳新馬勝ち第1号で、2戦目2着後、3カ月休養。復帰戦のビギナーズカップは3着でしたが、ネクストスター盛岡で7着。前途に暗雲が立ち込めましたが、牝馬の地方全国交流・プリンセスカップ4着。北海道勢を相手に見せ場を作りました。冬場は南関東へ移籍して2戦を使って帰郷。牝馬重賞・あやめ賞を快勝しました。その後は放牧に出てリフレッシュ。このレースに照準をピタリと合わせて態勢万全。
○5 ユウユウコラソン(牡、佐藤祐司厩舎)は岩手デビューで2勝、2着2回から南関東へトレード。3戦して3着1回から再転入して2戦目から2連勝中。上昇一途をたどっています。同じ盛岡マイルの前走完勝が強み。コース適性を前面に逆転をもくろみます。
▲2 ステイクラッシー(牝、瀬戸幸一厩舎)も同じく南関東から里帰り。相手を問わず3戦連続で2着を確保しました。控える競馬もこなせるようになったのが成長の証。悲願の重賞初制覇なるか、期待が高まります。
△8 マツリダマスラオ(セン、菅原勲厩舎)は昨年の若駒賞を優勝。今冬に去勢手術を施し、復帰戦を快勝しましたが、前走5着。馬体回復が好走条件です。
△4 ミヤギヴォイジャー(牡、菅原勲厩舎)は着外4度のうち3度が他地区との交流レース。地元同士の戦いなら堅実さを発揮。相手なりに駆けるタイプで定評があります。
△6 ブリスタイム(牡、伊藤和忍厩舎)はネクストスター笠松を逃げ切って優勝。なにがなんでも先手を奪いたいところ。
(文/松尾康司)