兵庫
2025年06月25日
エノラブエナが転入2戦目で決める「DASH福山駅前開設12周年記念」(園田競馬)
25日(水)の園田競馬メイン第11レースに「DASH福山駅前開設12周年記念」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎6 エノラブエナ(セン4、吉見真幸厩舎)は転入初戦でクビ差の2着だったが、この距離で1分28秒台は重賞並みの走破時計だった。勝ち馬は牝馬重賞で連対実績のあるプリムロゼで、エノラブエナ自身も3着以下を2秒以上離しており、このクラスでは能力断然。兵庫優駿に出走するオケマルと同じニューイヤーズデイ産駒で530キロを超える馬体には大物感がある。今回は吉村智洋騎手が騎乗して力強く押し切る。
○3 ミグラテール(牡4、田村彰啓厩舎)は3走前の1870メートル戦を除けば成績安定。コーナーでもたつく面があり前走も同様の内容だったが、直線では最後までしぶとく伸びており、兵庫での初勝利まであと一歩に迫っている。今回は1頭強敵がいるが他とは差がなく、しぶとさが生きてくる。
▲1 ダイヤグラフ(牡5、飯田良弘厩舎)は休養前の姫路のレースで差し切っているが、園田では2着4回と詰めの甘さを見せている。仕上がりはいいが、今回は最も重い負担重量58キロを背負っており連争いまでとみた。
☆2 オズモポリタン(牝5、諏訪貴正厩舎)は前走で直線内を突いて僅差の4着だった。今回も内をじっくり立ち回る競馬をしてくるだろう。スムーズにさばけるかどうか。
△7 ビナカントー(牝5、永島太郎厩舎)は3走前のように逃げるかたちがベスト。今回は単騎逃げが叶いそうなメンバー構成で、巻き返しを狙える。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)