岩手
2025年06月02日
快進撃続くミヤギヴァリアント「初夏特別」(盛岡競馬)
2日(月)の盛岡競馬メイン第12レースは「初夏特別」(A級一組、盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎3 ミヤギヴァリアント(牡4、菅原勲厩舎)は通算7戦6勝、2着1回。敗戦はフジユージーンに完敗を喫したデビュー2戦目の2着1度のみ。休み休みの実戦ですが、ポテンシャルは相当レベル。7カ月ぶりの今季初戦も非の打ちどころない内容で快勝。好発進を決めました。レース間隔は若干開きましたが、順調に乗り込まれて態勢万全。今年こそ飛躍の年にしたいところです。
○9 セイヴァリアント(牡9、新田守厩舎)は名古屋から再転入。前回岩手在籍時に準重賞(当時)・すずらん賞を制し、一連の重賞路線で活躍しました。名古屋でも5勝をあげ、23年12月以来、久々の岩手。今回はトップグループが不在でメンバー有利。好勝負必至。
▲10 ゼットセントラル(セン9、菅原右吉厩舎)は今季2戦とも6着に終わりましたが、前走は1カ月半ほど実戦から離れて順調さを欠いたのも事実。ひと叩きされ、得意の盛岡マイル戦でエンジン全開といきたいところです。
△5 ボウトロイ(牡7、菅原勲厩舎)は昨年4勝、2着3回、3着5回。トウケイニセイ記念でヒロシクンにハナ差まで肉薄し、2着惜敗。充実した1年を送りました。今季はまだ本調子を取り戻していませんが、ソロソロ一発あるかも。
△8 ドテライヤツ(牡8、菅原勲厩舎)は門別・瑞穂賞の優勝馬。昨年12月に転入後は入着一杯でしたが、徐々に岩手の水に慣れてきました。
△2 ドルズプライスレス(牡6、伊藤和忍厩舎)は差しに転じて大崩れしませんが、ここなら強気に攻める可能性もありそうです。
(文/松尾康司)