ばんえい
2025年06月02日
人気薄ウルトラコタロウを狙う「ライラック賞」(ばんえい帯広競馬)
6月2日(月)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「ライラック賞」(4歳オープン)が行われます。
最軽量630キロがカフカ、ホクセイポルシェなど4頭、640キロがアヤノダイマオー、ショータイム(牡、大河原和雄厩舎)など3頭、650キロがウルトラコタロウ、ホクセイハリアー(牡、金山明彦厩舎)など3頭の10頭立てです。確たる中心馬が不在の一戦で最大20キロ差のハンデは微妙です。
◎9 ウルトラコタロウ(牡、槻舘重人厩舎)650キロを本命に推します。今季初戦のB1級-2組では7着、続くB級選抜・スーパートレーナー賞は10着ですが、相手が強すぎました。同世代重賞を7戦して、2歳シーズンのイレネー記念、3歳のばんえいダービーを含め3着5回。今年3月の5歳混合重賞・ポプラ賞でも3着があります。同世代のこのメンバーなら力量上位ですが、今回は人気薄が予想され妙味があります。
前走のカーネーションカップで重賞初制覇を果たした○10 カフカ(牝、金田勇厩舎)が、当時より20キロ軽い630キロは恵まれています。前走は逃げたニシキマリン、ダイヤカツヒメらの脚いろがゴール前で鈍ったところを鮮やかに差し切りました。
▲5 アヤノダイマオー(牡、大友栄人厩舎)640キロが3番手です。今季B2級スタートで初戦1着から、スーパートレーナー賞は3着でウルトラコタロウに大きな差をつけています。春競馬は仕上がり状態が勝負を左右します。
(文/小寺雄司)