佐賀
2025年06月14日
ダイリンウルフ力量上位「大分川賞」(佐賀競馬)
14日(土)の佐賀競馬メイン第4レースは準重賞「大分川賞」(A1・A2級、佐賀競馬場1300メートル)。
◎7 ダイリンウルフ(牡8、真島二也厩舎)は、菊池川特別(5月17日、1400メートル)では後方8番手から向正面でスパートすると、直線半ばでマイネルサハラを楽に交わし2馬身半(コンマ5秒)差をつけて勝利しています、今回は競走除外(左前挫跖)明けですが、力量は一枚上の存在です。
○6 オオイチョウ(牡4、真島元徳厩舎)は、1月に佐賀へ転入すると、A級普通競走で3勝を挙げています。3走前には飛山濃水杯(4月17日、笠松1400メートル)へ遠征し勝ち馬からは1秒4差の7着、2、3歳時には北海道所属で重賞で馬券圏内に3度進出するなど、強敵相手の経験は豊富。今回は特別クラス初挑戦ですが、優勝争いに持ち込めます。
▲3 フェブキラナ(セン7、大島静夫厩舎)は、今年に入って勝ち星がありませんが、ここ4走は先行策から掲示板内確保と安定しています。今回も楽に先行できそうなメンバー構成となり、粘り込みが期待されます。
△5 ヴァガボンド(牡7、真島正徳厩舎)は、高知からの転入初戦です。JRAでは短距離を使われ4勝を挙げ、ダート1200メートルのオープン特別で2度馬券圏内へ進出した実績があります。昨年10月からの地方(園田、高知)では4戦して掲示板に載れませんでしたが、佐賀の馬場が合えば変わり身に警戒が必要でしょう。
△9 サンライズハイアー(牡9、真島二也厩舎)は、佐賀A級特別初挑戦だった錦江湾特別(6月1日、1400メートル)では後方のまま6着でしたが、先行策が取れれば巻き返しはありそうです。
(文/上妻輝行)