名古屋
2025年07月07日
パピタに反撃の条件揃う「天の川特別」(名古屋競馬)
7月7日(月)の名古屋競馬メイン第11レースは「天の川特別」(A級5組、名古屋競馬場1700メートル)。
◎4 パピタ(牡6、錦見勇夫厩舎)の反撃から狙いたい。典型的な先行馬で強さとモロさが同居するタイプ。4月のB級戦から4走連続連対と好調モードに突入していたが、前走は久々に崩れて9着に終わった。しかし好スタートを決めて先行態勢に入りかけたところを外から強引に主導権を奪われ、さらに馬場が重い内を通る不利もあり早々に失速した必然ともいえる敗戦だった。中間は立て直すためにひと息入れてリフレッシュ。今回は先行ライバルこそいるものの、逃げにこだわるタイプは少ない。200メートル延長する1700メートルは【2・2・1・4】の得意距離。注文通りの先制で巻き返す。
相手筆頭は○11 ワイルドハンター(セン5、竹下太厩舎)。スタートでつまずき不利な後方からの組み立てを強いられた走りを考慮すれば前走4着は悪くない。直線ひと脚使えるタイプで、流れに乗りやすい外枠スタートも反攻材料になりそうだ。
直線勝負に持ち込めば▲6 カミルレ(牝8、植松則幸厩舎)に出番が到来。ベテラン8歳馬だが、A級再昇級戦だった前走で中団から追い込んでの2着は力の再証明。流れと展開次第で突き抜けていい。
しぶとい走りで堅実な△1 メイショウライメイ(牡4、迫田清美厩舎)も馬券に欠かせない1頭だ。
(文/中部地方競馬記者クラブ)