兵庫
2025年07月09日
クラウドノイズのスピードを信頼する「京都畜産特別」(園田競馬)
9日(水)の園田競馬メイン第11レースに「京都畜産特別」(B1、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎8 クラウドノイズ(牡4、坂本和也厩舎)は蹄の状態が芳しくないため間隔を空けながら使われているが、その代わりに疲れは感じられず、動きは絶好。前走はホクザンバーリイに差し切られたとはいえ、4コーナーで先頭に立って見せばは十分。速い時計が出やすい今の馬場ならスピードをフルで発揮できる。鞍上の大山龍太郎騎手は前の週の木、金曜日のメインレースを勝利しており、3日間連続でのメイン勝利がかかる。
○10 モカラエース(牡5、北野真弘厩舎)は兵庫に転入してから未勝利だが、2着6回、3着4回と堅実。さらに1230メートルでは5着以下がない。今回はクラウドノイズが強敵になるが、その他は一長一短のメンバー構成で、この馬の堅実ぶりは高く評価できる。従来通りに中団で脚をためて前を捉えにかかる。
▲5 トップヴィヴィット(牡7、柏原誠路厩舎)は脚部不安明けで前走が1年1カ月ぶりだったが、好位からしぶとく伸びて4着だった。内で少し窮屈になる展開だったことをふまえると健闘している。今回は中ほどの絶好枠を引いており、スムーズにさばければ上位争いになる。
☆2 ダンスインザリング(牡5、柏原誠路厩舎)は発馬に課題を残す馬だが、前走は五分に出て3着に好走した。前走のように先行できればここでも力の差はないはず。今回は吉村智洋騎手とのコンビで前進を狙う。
△1 エイシンジョルト(牝4、橋本忠明厩舎)は初めての1230メートルになるが、スピードが勝ったタイプで問題ないだろう。前走の勝ち馬は続くA2の1230メートルも勝利したメイショウシマトで、同馬から0秒2差(3着)なら立派。大駆けがあるならこの馬か。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)