岩手
2025年08月31日
レジェンドバローズ3連勝濃厚「ビギナーズカップ」(盛岡競馬)
31日(日)の盛岡競馬メイン第11レースは「第43回ビギナーズカップ」(2歳、盛岡競馬場ダート1400メートル)。
◎9 レジェンドバローズ(牡、菅原勲厩舎)はデビュー戦の盛岡ダート1000メートルを10馬身差で圧勝。同条件で行われた2歳新馬戦レコードを樹立しました。2戦目はゲート内で暴れて出遅れぎみのスタート。2番手まで押し上げるのに脚を使いましたが、4馬身差で完勝。改めて能力の高さを証明しました。岩手の2歳ダート初重賞にふさわしく好メンバーがそろいましたが、素質上位。タイトル制覇へまい進します。
○2 ラウダーティオ(牡、板垣吉則厩舎)もあっさりデビュー2連勝。前走は初の1400メートル戦でしたが、持ったままで2番手追走から3コーナー過ぎに早々と先頭。直線でゴーサインを出すと、鋭く反応して完勝しました。馬場差はあるにせよ、前走タイムではレジェンドバローズより上位。強行日程も問題なく、逆転首位まで十分考えられます。
▲4 セローム(牝、菅原右吉厩舎)は叔父にマイルチャンピオンシップGI優勝ダノンシャークなどがいる良血馬。芝1000メートルの新馬戦は3着止まりでしたが、2戦目にダート1400メートルを圧勝。小柄な牝馬ですが、レースセンス抜群です。
△3 コンバットスネル(牝、三野宮通厩舎)は能力検査で破格のタイムをマーク。2戦2、3着に終わりましたが、一戦ごとにレース勘を身につけているのは確実。
△5 フォーエバートライ(牝、永田幸宏厩舎)は新馬戦を快勝。折り合いが課題ですが、伸びしろ十分。
△6 デンコウセッカ(牝、櫻田浩樹厩舎)はダート未経験ですが、前走は差し競馬から3着確保。
(文/松尾康司)