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くろゆり賞3着グスタールが力上位「キンモクセイオープン」（笠松競馬）

9月11日（木）の笠松競馬メイン第10レースは「キンモクセイオープン」（A級1組、笠松競馬場1400メートル）。

◎5 グスタール（牡5、森山英雄厩舎）が主役の座だ。前走のくろゆり賞は初の重賞参戦で2カ月半ぶりの実戦ながら好スタートから好位の内で折り合って流れに乗ると、直線の追い比べでしぶとく脚を伸ばして0秒1差の3着に食い込んだ。当地A級2組で5戦パーフェクト連対を果たすなど、めきめきと力を蓄える好素材が、地力強化ぶりをまた1つアピールしてみせた。軽めの調整で臨んでいた前走をひと叩きし、中間の気配もアップ。好調なライバルは多いが、重賞でも好走した力を披露したい。

ライバルは○6 アルサーフィ（牡4、後藤佑耶厩舎）。当地転入後【5・1・0・1】の好成績を残す素質馬。前走2組で1馬身差の2着に敗れ連勝が4でストップしたが、レース前半で掛かったロスと、後続の仕掛けに合わせて早めに先頭に立った展開のアヤも影響したと分析できる。初めてコンビを組む加藤聡一騎手がどう組み立てて運ぶかもポイントになる。

▲3 ジュンハンス（牡6、川嶋弘吉厩舎）は前走が3組ながら勝ちっぷりが光った。さばきやすい少頭数の6頭立てだったが、後方からレース最速37秒3の末脚で突き抜けた。コースや環境慣れなど上積み材料が多い移籍2戦目。高知では思うような成績が残せなかったが、南関東ではB2で活躍した地力派でもある。2強対決ムードの一角崩しをうかがう。

叩き2走目△7 チュウワノキセキ（セン8、加藤幸保厩舎）も前進が期待できる。