ばんえい
2025年09月28日
重賞3勝スマイルカナに期待「銀河賞」(ばんえい帯広競馬)
9月28日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには重賞「第33回銀河賞」(4歳)が行われます。
4歳限定の別定戦で、最軽量が690キロのスカーレット、710キロがホクセイハリアー、スマイルカナ、カフカなど6頭、720キロがウルトラコタロウ、トップハンデが730キロのライジンサン、ミチシオの2頭の10頭立て。今週末の十勝地方は晴れ予報で乾いた馬場でのパワー勝負となりそうです。
◎3 スマイルカナ(牝、鈴木邦哉厩舎)710キロを本命に推します。重賞3勝の実績がある快速牝馬ですが、今季は10戦して未勝利です。2走前の3、4歳重賞・はまなす賞では、3歳スーパーシンの3着、前走のA1級・玉泉館特別では8連勝中だったトワイチロの5着で相手が強過ぎたと敗因ははっきりしています。このレースを目標に定めていたスマイルカナに期待がかかります。
○4 ホクセイハリアー(牡、金山明彦厩舎)710キロが対抗です。昨年のばんえい大賞典を制した実力馬ですが、4歳三冠の第一戦柏林賞は9着に敗れています。今回は前走から30キロの重量増と乾いた砂で条件は厳しいですが、2走前のB1級-2組・白露特別、続くB1級-1組ペルセウス特別と2連勝中。若馬は勢いが最大の武器となります。
▲8 カフカ(牝、金田勇厩舎)710キロが3番手です。今季はカーネーションカップ、柏林賞を含む3勝を挙げています。710キロは厳しい重量ですが、馬場が落ち着くのは、障害力と末脚で勝負のカフカには力を発揮できる条件です。
(文/小寺雄司)