佐賀
2025年09月07日
強敵不在でダノンターキッシュ佐賀初勝利へ「脊振山特別」(佐賀競馬)
7日(日)の佐賀競馬メイン第10レースは「脊振山特別」(A1・A2級、佐賀競馬場1800メートル)。
◎3 ダノンターキッシュ(牡7、中川竜馬厩舎)は、佐賀転入初戦だった5走前の佐賀スプリングカップ(5月18日、1800メートル)こそビキニボーイから2秒2差の5着でしたが、その後は勝ち馬と最大1秒1差で走り、2、3着各2回と馬券圏内を確保しています。今回はビキニボーイやアエノブライアンなど、佐賀での5走で先着された馬が揃って不在。当地初勝利を挙げたいところ。
○7 タイキマクスウェル(セン6、池田忠好厩舎)は、6月の佐賀転入後は1400メートルのA2級やA2・B級を3連勝し、今回が佐賀中距離初挑戦。ダノンターキッシュを除けば相手強化もさほどなく、前所属の高知で1600メートル戦を3勝していることから距離もこなせそう。ここ2走同様に逃げを打っての押し切りもありそうです。
▲4 ウインレゼルヴ(牡8、三小田幸人厩舎)は、前所属の兵庫では中距離のみ9戦して馬券圏内を6度確保。佐賀転入初戦だった前走の佐賀王冠賞(6月15日、2000メートル)では中団追走のまま2秒6差の6着でしたが、相手関係が緩和する今回は浮上の余地があります。
△1 シンギングロード(セン6、池田忠好厩舎)は、前走の九州チャンピオンシップ(8月24日、1750メートル)では逃げを打ち、向正面でアエノブライアンに先頭を奪われましたが、その後も大きくは離されず、同馬から1秒2差の5着を確保しています。佐賀での7戦いずれも先行力は見せており、粘り込みが期待されます。
(文/上妻輝行)