岩手
2025年09月09日
岩鷲賞と同舞台ならエイシントルペード「スプリント特別」(盛岡競馬)
9日(火)の盛岡競馬メイン第12レースは「スプリント特別」(オープン、盛岡競馬場ダート1200メートル)。
◎3 エイシントルペード(牡4、板垣吉則厩舎)は兵庫から転入後、早池峰スーパースプリント、岩鷲賞と重賞2連勝。続くクラスターカップJpnIIIに岩手代表として臨みました。揉まれるとモロさを出すタイプで最も避けたい最内1番枠を引き当て、案の定、3番手のインから直線で失速して10着。しかし相手を考えれば、むしろ健闘の部類といっていいでしょう。今回も内枠に入りましたが、地元馬同士なら克服十分。首位奪回に燃えています。
○5 ウラヤ(牡6、畠山信一厩舎)もクラスターカップJpnIIIへ挑戦して6着。岩手所属馬で最先着に健闘しました。盛岡1200メートルは重賞の絆カップを制した舞台。ワンターンの左回りを得意とし条件はベスト。前走後も順調に乗り込まれて態勢も万全。決め手を生かして勝利を狙います。
▲8 オスカーブレイン(牡4、小林俊彦厩舎)は2カ月あまりの休養から復帰して目下2連勝。持ち味のスピードと強じんな粘りが冴え渡っています。相手は強化されますが、今の勢いを前面に逃げ切りまで。
△11 サンエイウイング(牡8、佐藤浩一厩舎)はクラスターカップJpnIII・12着でしたが、3、2走前はタイム差なしの2着に惜敗。距離は関係なく直線で台頭します。
△10 レディブラウン(牝7、千葉幸喜厩舎)は今季未勝利ながら早池峰スーパースプリント、岩鷲賞で連続4着に健闘。堅実な差し脚を武器に上位の一角を形成します。
△7 テングクラブ(牡5、新田守厩舎)は昨年6月を最後に白星から遠ざかっていますが、相手なりに駆ける堅実派。引き続きマークは欠かせません。
(文/松尾康司)