兵庫
2025年09月17日
エイシンテムジンの軸堅「なにわの畜産ひろば特別」(園田競馬)
17日(水)の園田競馬メイン第11レースに「なにわの畜産ひろば特別」(A2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎6 エイシンテムジン(牡5、飯田良弘厩舎)は前走のJRA条件交流で0秒1差の3着に入り、1分30秒を切る決着に難なく対応した。3〜4コーナーで前が詰まっていたことを考えると、スムーズに走れていれば勝ち負けになっていただろう。A2は4走前に勝利しており、ここでは地力上位の存在になる。地元馬同士の一戦で鋭く突き抜ける。
○8 モズアカボス(牡5、新子雅司厩舎)は転入初戦を勝った後が案外だったが、前走は少頭数で落ち着いた流れになり、気分よく走ることができて2着に好走した。砂をかぶるとやめる面があり、今回の大外枠は絶好といえる。好位でうまく流れに乗りたい。
▲3 ワーイズオーバー(牡7、保利良平厩舎)は前走でアドワンとの競り合いを制して、A2再昇級を決めた。一昨年の同時期にB1からA2を連勝しているように、調子が上がってきている。その頃よりA2のメンバーはそろっている印象だが、前が止まる展開になれば末脚を発揮できる。
☆4 バウチェイサー(牡6、新子雅司厩舎)は兵庫ダービーを勝った3歳時の勢いこそないが、年齢を重ねて気性的に落ち着きが出てきた印象。前走はレース間隔が空いて馬体が増えていたように、今回もあまり増えているようだと狙いづらいが、好走した2走前の小谷哲平騎手とのコンビで積極的に逃げる競馬をしてくるだろう。前残りを警戒したい。
△7 ベラジオウマムスコ(牡5、栗林徹治厩舎)は約2カ月半ぶりになるが乗り込みは入念。これまでA2(B1混合を含む)で2着4回とクラスの壁があるようだが、ここは強力なメンバーが不在で先行できれば面白い1頭になる。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)