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展開を味方に松本騎手＆ステラデルシエロ「YJSトライアルラウンド名古屋第2戦」（名古屋競馬）

9月17日（水）の名古屋競馬第8レースは「YJSトライアルラウンド名古屋第2戦」（B級、名古屋競馬場1500メートル）。

名古屋のジョッキー競走はすべての人馬にチャンスがあるように番組編成されており紙一重の戦いになりやすい。差し馬向きの激しい展開と読んで◎9 ステラデルシエロ（セン5、笠松・松本一心騎手）を狙い撃ちしたい。前走は0秒9差の4着に終わったが、B級2組特別で粒ぞろいのメンバーだった上、つつまれる苦しい展開。それでも直線半ばからの末脚の伸びは際立ち、スムーズに流れに乗れていたら結果は違っただろう。通常よりも勝ちにこだわるレース性質のジョッキー競走は速い流れで推移しやすい。馬群をさばいて直線勝負に持ち込めれば、突き抜けていい。

一方、先行勢に有利なペースなら○8 カラヲヤブレ（牡4、兵庫・山本屋太三騎手）に出番到来。近2走は苦戦しているが、ともにレベルの高い特別戦。先行できれば粘り込みが狙える。

実績上位は▲4 シンコーマーチャン（牡11、JRA・河原田菜々騎手）。11歳を迎えたベテラン馬だが2走前に勝利を挙げたようにまだまだ一撃を秘めている。好位で流れに乗れば勝ち負けが可能。

穴は△10 セロリ（牝4、JRA・森田誠也騎手）。前走はリズムよく運べず8着に敗れたが、五分のスタートで前々での競馬がかなえば反撃へ。