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インゲニウムが連敗脱出なるか「日本酒で乾杯のまち多可町特別」（園田競馬）

19日（金）の園田競馬メイン第11レースに「日本酒で乾杯のまち多可町特別」（C1一、園田競馬場820メートル）が行われる。

◎7 インゲニウム（牡6、田中一巧厩舎）は2走前に休養から復帰して仕上がりの良さを見せているが勝利になかなか手が届かない。2走前は勝ち馬が破格の時計で逃げ切り、前走は勝負どころの反応が遅れて3着惜敗となったが、内容的には悪くなかった。ここ2戦に比べると強力な先行馬は見当たらず、決め手を発揮できる。

○6 ルヴァンヴェール（セン8、有馬澄男厩舎）は前走2着インゲニウムに半馬身及ばず3着だったが、最も重い58キロを背負っていたことを考えれば内容は上々。今回は57キロに戻っており、2走前に見せた豪快な末脚がよみがえりそうだ。

▲9 エイラク（牝4、橋本忠明厩舎）は昨年10月の金曜ナイターで2連勝しており、時季的には走り頃。今回は約2カ月半の休養を挟んで立て直した効果も期待できる。廣瀬航騎手との初コンビで積極的に逃げを打ってくるだろう。

☆2 ミストルティン（牡6、岡田利一厩舎）はC1昇級後に4戦して2度の掲示板内と好調そのもの。前走は6着だったが、中団から鋭い伸びを見せた。今回はいくらか相手が緩和されており、上位をにぎわせそうだ。

△5 クリー（牡9、盛本信春厩舎）はたたき良化型で良くなるのはもう少し先になりそうだが、今回は現状でベストといえるワンターンのレース。地力でどこまでカバーできるか。