岩手
2025年09月23日
ゴールドボンドが岩手初勝利目指す「スプリント特別」(水沢競馬)
23日(祝・火)の水沢競馬メイン第12レースは「スプリント特別」(オープン、水沢競馬場850メートル)。
◎3 ゴールドボンド(牡5、櫻田康二厩舎)は船橋1勝から兵庫へ移籍。1400メートルで3勝をマークした後、距離短縮のワンターンを主戦場とし、姫路800、園田820メートルで各4勝。今年6月の園田FCスプリント3着後に岩手へ移り、2戦して1000メートルで4、2着でしたが、距離適性への差が出た印象。今回の水沢850メートルは初挑戦ですが戦歴からベストとも言える舞台。待望の岩手初勝利に王手をかけました。
○4 オスカーブレイン(牡4、小林俊彦厩舎)は2歳時に地元門別のサッポロクラシックカップ、明けて盛岡遠征のハヤテスプリントと1200メートル重賞を2勝し昨年12月に岩手へ転入。当初は気風のいい先行力が見られませんでしたが、4走前2着後に約2カ月休養したことが功を奏し、破格のタイムで盛岡1000メートルを2連勝。同型のエイシントルペードが出走を見送り、アッサリ逃げ切りまで。
△1 グアドループ(牡7、板垣吉則厩舎)は中央ダート2勝、南関東1勝・B2から転入し岩手C1級へ編入。格付にも恵まれて、当地8戦6勝、2着2回とパーフェクト連対を継続。A級昇級戦ですが適性を前面に上位争いを演じます。
△6 チベリウス(牡6、村上実厩舎)は大敗続きですが、今回は5戦3勝、2着1回の水沢850メートル。巻き返しに転じて不思議なし。
△8 ノーサイド(牡5、酒井仁厩舎)も850メートルが最も得意な条件。揉まれない大外枠も好材料です。
△2 イディオム(牡7、佐藤雅彦厩舎)は3カ月の休養から復帰して4戦目。こちらも850メートル大歓迎です。
(文/松尾康司)