笠松
2025年09月26日
プリュムドランジュの差し切りに期待「ヒガンバナ特別」(笠松競馬)
9月26日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「ヒガンバナ特別」(C級1組(イ)、笠松競馬場1400メートル)。
鋭い決め脚が戻ってきた◎1 プリュムドランジュ(牝5、後藤佑耶厩舎)から狙いたい。走路改修でひと息入った臨戦だった2走前は差し届かず2着に留まったが、前走を1馬身半差で快勝した。ハイペースで縦長の隊列になりさばきやすさはあったが、後方3番手を追走し向正面でエンジンがかかると、直線は外に持ち出されて差し脚爆発。終いは流す余裕すらあった。前走時は軽めの調整で臨んだが、中間は調教、追い切りも強化してさらに上昇気配がうかがえる。最内1枠スタートでも前走同様に巧みにさばいて突き抜けたい。
ただ強敵は多い。○10 ルクスソレイユ(牡4、田口輝彦厩舎)は転入初戦で手探りな面はあるが、レベルの高い兵庫からの移籍。C2で逃げ切るなど10戦2勝、3着4回の実力派で、追い切りで速い時計は出していないが、流れに乗って運べば地力がいきなりものを言う。
▲6 ミヤビエクセレント(牝4、森山広大厩舎)は前走の勝ちっぷりが豪快。マイペースの逃げが打てた展開利はあったが、3カ月ぶりの実戦を大差勝ちで飾ったのは評価できる。同型の先行馬たちとの兼ね合いがポイントだがひと叩き効果が見込める。先制がかなえばもちろん勝ち負け。
プリュムドランジュを筆頭に差し馬に有利な展開が予想される。△3 チュウワジョーダン(セン8、加藤幸保厩舎)は掲示板止まりの近況だが、追い比べになれば出番が訪れる。
(文/中部地方競馬記者クラブ)