岩手
2025年09月30日
降級サンエントジアスタを見直す「アレキサンドライト賞」(水沢競馬)
30日(火)の水沢競馬メイン第12レースは「アレキサンドライト賞」(B1級一組、水沢競馬場1600メートル)。
◎2 サンエントジアスタ(牝5、菅原勲厩舎)は今季2勝、2着3回、3着2回。精彩を欠いた時期もありましたが、近走2勝、2着1回にまとめて軌道修正に成功しました。前走はクイーンカードに逃げ切られましたが、直線で鋭く伸びてハナ差2着に惜敗。負けて強しの一戦でした。今回はB1へ降格して首位奪回に燃えています。
○6 クリコマ(牡4、酒井仁厩舎)は南関東3勝・B2級から転入。3戦目のA級・水沢1600メートルを快勝。ブービー人気をはねのけて高配当を演出しました。続く2戦は着外に終わりましたが、前々走3着からB1へ降格した前回完勝。再び上昇ムードに乗りました。自分の競馬ができれば強さ一目。
▲1 タイセイモンストル(牡8、佐藤雅彦厩舎)は中央芝4勝、障害1勝から岩手入り後、芝一本で使われて前走が生涯2度目のダート戦でしたが、0秒2差4着。水沢2度目なら好勝負必至。
△9 メイショウタニカゼ(牡7、千葉幸喜厩舎)は相手なりに駆ける堅実さが身上。今シーズン、着外に沈んだのは2度のみと安定した取り口を披露しています。前走も3着を確保し、上位争いの一角を形成。
△11 ヒメカミノメガミ(牝6、工藤裕孝厩舎)は中央ダート3着1回から南関東へトレード。4勝、2着2回、3着1回の成績をあげ、C1級へ在籍しました。以上の足跡ならB1は通用。
△4 タカマキファイブ(牡3、菅原右吉厩舎)は昨年1勝のみでしたが、今季2勝、2着3回。やまびこ賞でも2着に突っ込み地力アップは明白。
(文/松尾康司)