佐賀
2025年10月05日
アラジンバローズの2勝目なるか「鳥栖大賞」(佐賀競馬)
5日(日)の佐賀競馬メイン第6レースは地方全国交流重賞「第4回鳥栖大賞」(佐賀競馬場2000メートル)。
◎3 アラジンバローズ(セン8、兵庫・新子雅司厩舎)は、佐賀には4度遠征し、23年の鳥栖大賞と、24年のサマーチャンピオンJpnIII(1400メートル)を勝利しています。今年のサマーチャンピオンJpnIII(9月4日)は6着とはいえ勝ち馬からはコンマ5秒差で、地方馬同士なら巻き返しは可能。昨夏以降は短距離路線を進んでいますが、久々の中距離戦となりますが、一昨年に勝利した舞台で問題はないでしょう。
○5 ブラックバトラー(牡4、兵庫・新子雅司厩舎)は、北海道所属時に2、3歳重賞を各1勝。昨年12月の兵庫移籍後は6戦して、前々走の6着以外で馬券圏内を確保しています。北國王冠(金沢2600メートル)3着や、白銀争覇(笠松1900メートル)2着など、遠征競馬での上位実績もあり、ここでの優勝争いも可能でしょう。
▲6 サンテックス(牡5、名古屋・塚田隆男厩舎)は、前走の名港盃(7月21日、名古屋1700メートル)を逃げ切って重賞初制覇。今回はこれといった逃げ馬が不在のメンバー構成となり、前走の再現もありそうです。
△11 ゴールドギア(牡10、名古屋・榎屋充厩舎)は、岩手所属時に重賞では、芝で1勝し、ダート中長距離でも3着以内が5回の実績があります。3月のはがくれ大賞典(2000メートル)で佐賀を経験しており、勝ち馬からは2秒7差でしたが5着は確保しています。
転入後4連勝中の△9 タイキマクスウェル(セン6、池田忠好厩舎)が強力な遠征馬相手にどんなレースを見せるかにも注目したいところです。
(文/上妻輝行)