兵庫
2025年10月08日
エイシンテムジンが2走前のリベンジに燃える「猪名川特別」(園田競馬)
8日(水)の園田競馬メイン第11レースにJRA交流「猪名川特別」(JRA1勝クラス・地元920ポイント以下、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎3 エイシンテムジン(牡5、飯田良弘厩舎)は兵庫に転入してから19戦13勝で、すべて3着以内という堅実派。2走前には今回と同条件の逆瀬川特別に出走して3着だったが、前が壁になってまともに追えなかったことが敗因。今回も内枠に入ったことでうまくさばけるかどうかが鍵になるが、引き続き小牧太騎手が騎乗しており二の舞とはならないだろう。力でねじ伏せる。
○10 カネトシフラム(牝5、JRA・大橋勇樹厩舎)は立ち回り自在で2桁着順が2回しかなく、今回のメンバーでは上位級の安定感を誇る。前走は内で詰まるシーンがあったが、前が開くと一気に加速して6着と力を示した。今回は外枠で包まれる心配がなく、末脚を発揮できそうだ。
▲4 タガノエクレール(牝4、JRA・西園翔太厩舎)も逃げ差し自在。2走前はスローペースになり後方の馬には厳しい展開だったが、まくり上げて5着に入ったように、自ら動くこともできる。今回もそこまでペースが速くなることはなさそうだが、2走前と同じような競馬ができれば好勝負になる。
☆5 ミグラテール(牡4、田村彰啓厩舎)は3走前の逆瀬川特別でエイシンテムジンに先着したように調子の良さが光る。前走の笠松・オータムカップは先行勝負に出て粘り切れなかったが、今回は逆瀬川特別の時と同じく差しに構える競馬をしてくるだろう。長く脚を使える長所を生かして上位を目指す。
△1 フェゲフォイア(牡5、JRA・岡田稲男厩舎)はJRAでは芝をメインに使われているが、南関東で3勝した実績があり、ダートに対応できないわけではなさそう。最後まで集中して走ることができれば一角を崩せそうだ。
△11 グランパリッシュ(牝4、JRA・畑端省吾厩舎)は笠松の下級条件でも取りこぼしがあったが、JRAに復帰して2走目の前走はダートに替わって7着とめどが立つ内容だった。大久保友雅騎手とのコンビで3キロ減が効いてきそうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)