笠松
2025年10月08日
地力強化パイロズブリッジ4連勝なるか「大菊特別」(笠松競馬)
10月8日(水)の笠松競馬メイン第10レースは「大菊特別」(B級1組、笠松競馬場1600メートル)。
上位馬の評価差はわずかだが地力アップ中の◎2 パイロズブリッジ(牝4、笹野博司厩舎)からの狙いがベター。B級昇級後、2連勝と走るたびに蓄えた力と決め脚を発揮している。4着だったとはいえ、7月の名古屋C級1組特別では強力なメンバーを相手に先行策で挑んだことが刺激になったようだ。続く地元のC級2組特選を好タイムで逃げ切ると、B級への昇級初戦も難なくクリア。そして前走は粒ぞろいのメンバーだったB級2組特別でも1番人気に応えてみせ3連勝。好位2番手から直線きっちりと差し切った。今回の1600メートルは近2走を含め3戦3勝の得意距離でもある。ハイレベルな1組特別でも軸馬にふさわしい。
パイロズブリッジ打倒を目指すのが○5 ベラジオプライド(セン6、後藤佑耶厩舎)。高い先行力があるB級2組の安定勢力で、前走は残り100メートルを切っても先頭を守っていたが、パイロズブリッジに半馬身差先着された。道中のペースや息の入り方次第で逆転も可能。
上昇度が光るのは▲6 エストレージャ(牡6、笹野博司厩舎)。走路改修工事による休養がリフレッシュにつながったのか近3走はスタートや行きっぷりが良化し3、1、1着と充実している。しかも追い切りで好ラップをマークするなど稽古の動きも明らかに変わってきた。初のB級1組に加え初の当地1600メートルでも楽しみが持てる。
△3 サンズオブタイム(牡7、森山英雄厩舎)はB級への降級利を生かしたい。手ごろな相手になって変わり身があっていい。
(文/中部地方競馬記者クラブ)