名古屋
2025年10月01日
重賞で2着2回の素質上位ノリノリブリランテ「津島特別」(名古屋競馬)
10月1日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「津島特別」(A級4組、名古屋競馬場1400メートル)。
◎9 ノリノリブリランテ(牡3、原口次夫厩舎)は2歳馬のレベルが高い北海道で認定新馬戦、2歳オープン特別の2勝を挙げた素質馬だが、当地転入後は未勝利。勝負どころでの反応の鈍さが勝ち切れない一因だろう。しかし3月のジュニアグローリー、4月のネクストスター中日本と笠松での重賞2戦で2着と地力の一端はのぞかせる。2走前のA級5組特別では古馬と初対戦でも3/4馬身差の2着に粘ったのも力の証し。世代トップクラスの力を持つのは間違いなく、今回こそ勝ち切りたい。
ただ短距離1400メートルは先行勢のスピードがものを言いやすい舞台。押し切りを狙うのが2頭。
○1 ミソ(牡4、角田輝也厩舎)はA級へ再昇級した近2走ではひと息の成績だが、ともに中距離の1700メートル。1400メートルへの短縮で持ち前の先行力が生きてきそうだ。
一方、▲6 ミクロフィラム(牝4、竹下直人厩舎)は前走のB級1組特別で好位追走から直線鮮やかに抜け出した。3走前にB級とはいえこの距離を完勝しているのも魅力になる。
△3 サノプリ(牝6、竹下直人厩舎)の前走は流れが向いた感はあったが力強い末脚が際立った。連続での馬券絡みが多い戦歴から軽視できない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)