兵庫
2025年10月01日
成長一途キクノルメイユールが中心「棋士のまち加古川特別」(園田競馬)
10月1日(水)の園田競馬メイン第11レースに「棋士のまち加古川特別」(B2、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎5 キクノルメイユール(牡4、田中範雄厩舎)は昨年の楠賞で4着。今年は高知の黒潮スプリンターズカップで5着に入り、先々は重賞制覇が期待される1頭。約7カ月ぶりだった前走は好位の内をうまく立ち回り、4コーナー先頭から押し切って快勝。C1では力が違うところを見せつけた。前走後も順調に調整されており、今回も好位から押し切る。
○8 ミナックシアター(牝4、土屋洋之厩舎)は前走こそ掲示板内を外したが、先行馬同士の決着だったことと、当時は時計がかかる力のいる馬場で、切れ味が身上のこの馬には条件が厳しかった。前週の園田は時計が出やすく、その傾向が続いていれば力を発揮できそうだ。外枠で前走のように内で包まれることもない。
▲6 アップップ(牝3、南弘樹厩舎)は昇級初戦の前走で逃げ粘る人気馬を捉えて連勝を決めた。今回は前走以上に相手がそろって斤量も前走から1キロ増になり、さらに条件は厳しくなるが、好位でうまく脚をためられれば一発がありそうだ。
☆7 ダイヤモンドダスト(牝6、栗林徹治厩舎)はB2に昇級してから3着が最高で、ここ2走は続けて掲示板外だが、追い込み馬で展開に左右されるのは致し方なし。今回は鴨宮祥行騎手に替わって変身を警戒しておきたい。
△3 ヨドノルミナス(牝4、森澤友貴厩舎)は1230メートルで2戦続けて3着。理想的な位置につけられているが、最後はどうしても詰めが甘くなる傾向にある。もうひと踏ん張りできれば善戦以上が期待できる。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)