名古屋
2025年10月03日
アルバーシャら3頭の争い「トルマリンオープン」(名古屋競馬)
10月3日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「トルマリンオープン」(A級1a組、名古屋競馬場2000メートル)。
有力3頭の差はわずかだが、安定した差し脚を発揮する◎2 アルバーシャ(牡7、今津博之厩舎)が軸馬にぴったり。5月の笠松でのA級1組特別から6戦連続で馬券貢献中。重賞・名港盃で3着だった2走前、2着だった前走の1組特別とも後方追走から砂は重いが距離ロスの少ない内を突いて好走した。外から追い上げるだけではなく、器用な立ち回りができるようになったことが安定した成績につながっている。戦歴から2000メートルへの距離延長も問題なし。ここも連対キープだ。
同じ前走が休養明け初戦ながら、アルバーシャと好勝負を演じ3、4着だった2頭が相手。
○7 メガゴールド(牡7、川西毅厩舎)は直線の切れ、伸びが光った3着。叩き良化型でもあり、復帰2戦目でアルバーシャ打倒を狙う。
▲9 ラジカルバローズ(牡4、角田輝也厩舎)は4着だったが、距離延長の2000メートルは3戦2勝の得意舞台。昨年の東海菊花賞では鮮やかな追い込みを決め重賞初制覇を飾っている。中間気配もアップし一撃をうかがう。
重賞3勝を誇る3歳馬△5 ページェント(牡3、塚田隆男厩舎)の復帰戦にも注目。骨折で約半年ぶりの実戦で、いきなりの1組戦のうえ、未知の2000メートルも楽ではないが、次につながる走りを見せたい。
(文/中部地方競馬記者クラブ)