笠松
2025年10月21日
3歳馬ヒフミバンダムが上位「カシオペヤ座特別」(笠松競馬)
10月21日(火)の笠松競馬メイン第10レースは「カシオペヤ座特別」(B級1組、笠松競馬場1400メートル)。
好調馬揃いのハイレベル戦だが、ただ1頭の3歳馬◎10 ヒフミバンダム(セン3、後藤佑耶厩舎)の勢いが魅力だ。転入後、3戦2勝、2着1回とまだ底を見せていないA級候補生。2走前の3歳1組特別は2着に敗れたが、勝ち馬が逃げ有利の馬場を味方につけたため。事実、自身も1分28秒9の好時計をマークしていた。続く前走B級5組では、好位追走から3コーナー手前で先頭に立つと、直線突き放して7馬身差の圧勝で豪快にアピール。中央時にデビュー3戦目で初勝利を飾ったセンスと力を証明した。強敵ぞろいの初のB級1組特別参戦でも時計比較で優位さがあり、中央戦歴からも引け目は感じない。2連勝へ期待は高まる。
決め脚自慢のヒフミバンダム打倒を狙うのが先行タイプの2頭。
○4 リオサラ(牝4、田口輝彦厩舎)は安定した先行力があり、当地10戦で7勝、2着2回を誇る。休養前の今年4月には同距離のB級1組特別を快勝している実績派だ。
▲6 コンバットトーラス(牡4、笹野博司厩舎)は休み明け2戦目の前走で鮮やかに変身して勝利。主導権を握った時のスピード、粘りは折り紙付きだ。ともに自分のレースがかなえば、押し切りが狙える。
△7 サブノチャンス(牝5、後藤佑耶厩舎)は本質的にもう少し距離はほしいが、前走のA級4組特別で2着に好走した。流れ次第で突き抜ける地力を持つ。
(文/中部地方競馬記者クラブ)