佐賀
2025年10月18日
コスモファルネーゼが巻き返すか「国見岳特別」(佐賀競馬)
18日(土)の佐賀競馬メイン第5レースは「国見岳特別」(オープン、佐賀競馬場2000メートル)。
◎1 コスモファルネーゼ(牡6、真島二也厩舎)は、佐賀王冠賞(6月15日、2000メートル)4着、九州チャンピオンシップ(8月24日、1750メートル)3着と中距離重賞で上位進出しています。前走の鳥栖大賞(10月5日、2000メートル)は兵庫のアラジンバローズから2秒5差の7着でしたが、佐賀勢最先着の6着テイエムフォンテとはコンマ4秒差。地元同士の戦いに戻り、巻き返してきそうです。
○4 ブリッグオドーン(牡8、真島元徳厩舎)は、南関東では昨年1月が最後の勝利ですが、その後も中距離のオープン特別で3着に3度進出。大井からの転入初戦となる今回は佐賀重賞勝ち馬が不在と、相手関係は大幅に緩和されており、優勝争いまでありえます。
▲2 シンギングロード(セン6、池田忠好厩舎)は、4走前の九州チャンピオンシップでは逃げを打ち、向正面でアエノブライアンに先頭を奪われて押し切られましたが、その後もよく粘り、1秒2差の5着を確保しています。今回はこれといった逃げ馬がいないメンバー構成となり、先手を取っての粘り込みが狙えそうです。
△7 ベルノレイズ(牡4、渡辺博文厩舎)は、JRAでは芝を主体に中長距離戦を使われ、未勝利戦で3度馬券圏内に進出しています。佐賀ではC1級格付となり、C1級6組(9月15日、1400メートル)、セプテンバー特選(9月30日、1800メートル)と2連勝。今回は、1着馬に与えられる九州大賞典(11月2日、2500メートル)の優先出走権を目指しての格上挑戦で、距離延長を活かしての躍進も考えられます。
(文/上妻輝行)