ばんえい
2025年10月19日
勢い魅力のクリスタルイプセ「紅バラ賞」(ばんえい帯広競馬)
10月19日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには「紅バラ賞」(4歳牝馬オープン)が行われます。
最軽量650キロがホクショウレディー(坂本東一厩舎)など5頭、660キロがクリスタルイプセ、スカーレット、カツエアリー、トップハンデ680キロがスマイルカナ、カフカ(金田勇厩舎)。最大30キロ差と微妙なハンデがついています。当日は脚抜きが良い馬場になりそうです。
◎10 クリスタルイプセ(岩本利春厩舎)660キロを本命に推します。前走B2級-1組の特別戦で2着に9秒4もの差をつけ、今季4勝目を挙げています。重賞・銀河賞組に比べ格下感は否めませんが、切れる末脚があり、同世代の牝馬同士で660キロは恵まれています。B2昇級後の近2走が3、1着とクラスの壁を感じさせない勢いもあります。
○2 スカーレット(大橋和則厩舎)660キロが対抗です。B3、B2、B2級と3連勝して挑んだ前走の銀河賞ではホクセイハリアーの3着と敗れていますが、2秒5の僅差。今回は4歳牝馬限定で速い流れになるのは必至ですが、近走障害は崩れておらず、脚抜きが良い馬場ならスピードを発揮できそうです。
▲1 スマイルカナ(鈴木邦哉厩舎)680キロが3番手です。今季未勝利ですが、近走の動きには良化が見られます。牝馬にとって過酷な710キロだった銀河賞では結果5着と敗れたものの、末脚を使って8秒0差ならむしろ好走といえます。
(文/小寺雄司)