佐賀
2025年10月25日
キクノアーデントの逃げ切り濃厚「錦秋特別」(佐賀競馬)
25日(土)の佐賀競馬メイン第4レースは「錦秋特別」(B級、佐賀競馬場1860メートル)。
近3回の中距離B級特別クラスは、9月13日の長月特別(1800メートル)、28日の仲秋特別(1750メートル)、10月13日の神無月特別(1750メートル)。
そのうち仲秋特別は1着、神無月特別では2着とともにメンバー最先着を確保している◎4 キクノアーデント(牡5、山田徹厩舎)に注目します。ともに逃げを打って前走の神無月特別は3〜4コーナーで内からかわされて、勝ち馬には3馬身差をつけられましたが、3着は2馬身半離していました。相手強化はなく、引き続き優勝争いでしょう。
○8 レットイットゴー(牝5、真島元徳厩舎)は、3レースすべてに出走し、中団追走から3、4、5着といずれも掲示板内を確保しています。神無月特別から4頭が参戦していますが、1、3着馬が不在となり。馬券圏内への返り咲きも狙えそうです。
▲9 ダンツビガー(牡5、古賀光範厩舎)は、各2、8、4着。佐賀転入初戦だった長月特別では2番手を追走すると、逃げ切り勝ちを収めたラインフォルテにクビ差と迫りました。今回はキクノアーデントが頭一つ抜けた印象ですが、その他の馬との力差はさほどなく、浮上の余地はありそうです。
△1 トップリーチ(牡8、中川竜馬厩舎)は、近3走が別のレースで前走は1400メートルのB級4組で勝利。中距離のC2級・C1級特選では6戦中5戦で馬券圏内を確保しており、距離延長で浮上を警戒したいところ。
そのほか、先行力ある△7 グレンノアラシ(牡4、真島元徳厩舎)、前走のもみじ特別(10月11日、1400メートル)で2着△11 イツモハラペコ(牡5、中野博厩舎)らの上位争いも考えられます。
(文/上妻輝行)