岩手
2025年10月27日
成長一途ナムラクレープ「ひいらぎ賞」(盛岡競馬)
27日(月)の盛岡競馬メイン第12レースは「ひいらぎ賞」(B1級、盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎6 ナムラクレープ(牝3、佐藤浩一厩舎)は阪神ダート1800メートル3着1回から高知へトレード。2戦目から3連勝をマークして直後に岩手入り。3歳B2戦を快勝し、岩手牝馬三冠目・オータムティアラへ参戦。2番人気に支持されましたが、スローに落とされたのが致命傷。メンバー最速の上がりを駆使しましたが、3着に終わりました。今度は古馬B1戦ですが、成長一途の3歳馬。元オープンが多くても突破十分。
○1 タイセイモンストル(牡8、佐藤雅彦厩舎)は中央芝4勝、障害1勝から転入。5戦連続で盛岡芝を使って4着が最高でしたが、以降はダートにシフト。一戦ごとに着順をあげて前走2着を確保しました。骨っぽいメンバー構成ですが、一連の成績から好勝負必至。
▲9 ケープライト(牝5、佐藤浩一厩舎)は今季未勝利ながら2着2回。牝馬重賞・フェアリーカップ2着で健在を誇示しました。勝ち切れないのがネックですが、B1降格で相手緩和。2勝マークの盛岡マイル戦で巻き返しに転じます。
△3 ドテライヤツ(牡8、菅原勲厩舎)はオープンで伸びを欠きましたが、B級降格後は安定した取り口を披露。反応の良さは水沢コースですが、盛岡戦でも決して悪くない内容。上位争いの一角を形成します。
△7 ビクトリーサイト(セン7、関本浩司厩舎)は圧巻の3連勝。C1からB1ジャンプアップも突破しました。勢いに乗ってもう一丁いけるか。
△2 サンエントジアスタ(牝5、菅原勲厩舎)は相手なりに駆ける堅実派。常にマークを欠かせません。
(文/松尾康司)