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好素材ミモザノキセツが軸も混戦「ネクストスター名古屋」（名古屋競馬）

10月30日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「第3回ネクストスター名古屋」（2歳、名古屋競馬場1500メートル）。

今年の名古屋2歳の初重賞で短距離チャンピオン決定戦に、厩舎期待の若駒12頭がフルゲートで激突する。

キャリアが浅く、まだ力関係が定まっていないうえ、今年は絶対的な存在も不在。大激戦ムードだが、メンバー中でただ1頭の名古屋でのJRA認定競走ウイナー◎9 ミモザノキセツ（牡、今津博之厩舎）がV争いをけん引しそうだ。北海道でJRA認定新馬戦勝利と、オープン特別戦で2度の入着を果たした好素材。転入戦のJRA認定セレクトゴールド第3戦で名古屋生え抜きらを完封。2番手から好手ごたえで直線を迎え、鮮やかに差し切り、力とセンスをアピールした。その後はここを目標に調整し、追い切り本数をこなして好仕上がり。前走に続き再度流れに乗りやすく、レースを進めやすい外枠スタートも願ったりだ。

ただ優勝候補は多い。転入後の2戦にキレと力を感じさせるのが○3 マンデーロウリュウ（牝、宇都英樹厩舎）。転入戦は2着に留まったが、好メンバーのJRA認定セレクトゴールド第1戦で鋭く追い上げてみせ、自己条件の前走1組特別戦は前づけの積極的なレースであっさり。十分にレース間隔を取り、追い切り気配も上々。直線の追い比べに持ち込めば逆転も。

当地のJRA認定セレクトゴールド3レースすべてで馬券貢献する▲2 ニドネ（牡、角田輝也厩舎）も高評価が欠かせない。いまだ1勝だが、メンバーや流れを問わず堅実に走る。前走のセレクトゴールド第3戦も直線の伸びはミモザノキセツをしのいでおり、差はわずか。

△12 ゴールドレター（牝、塚田隆男厩舎）は近2走ではハイペースの苦しい逃げで失速するが、好位外で折り合えば一撃へ。