名古屋
2025年11月21日
ネクストスター2着アルティメイタムが断然「若駒盃」(名古屋競馬)
11月21日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「若駒盃」(2歳オープン、名古屋競馬場1500メートル)。
名古屋所属・名古屋デビュー馬限定の準重賞とあれば、ネクストスター名古屋で2着に好走した◎8 アルティメイタム(牡、今津博之厩舎)が断然だ。軽快に逃げたミモザノキセツに押し切られたが、わずかハナ差で、中団からしぶとく追い上げた差し脚は際立っていた。デビューが9月と遅れたため、まだキャリア3戦で、今後の伸びしろに富む好素材だ。流れに乗りやすく、さばきやすい外枠スタートも好都合。しっかり人気に応えたい。
同厩舎の○9 ナゴヤバシリ(牡、今津博之厩舎)は9月のJRA認定戦を制した末脚自慢だが前走1組の特別戦はまさかの9着。スタート直後にはさまれるなど不利も受けたが、いつものキレを発揮することなく直線で失速してしまった。ひと息入った約2カ月ぶりの実戦も影響したのだろうか。改めて真価が問われる戦いだ。
▲3 ゴールドレター(牝、塚田隆男厩舎)に展開は向くか。近走は自分のレースが出来ていないが、新馬戦から3連勝を飾った快速派。マイペースの逃げに持ち込んでアッと言わせるか。
△2 ポンコツソード(牡、藤ケ崎一人厩舎)はネクストスター名古屋の4着馬。勝ちみに遅いが堅実に差し脚を伸ばせ連対なら。
(文/中部地方競馬記者クラブ)