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格付に恵まれての転入初戦ベント「夕霧特別」（名古屋競馬）

11月20日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「夕霧特別」（A級5組、名古屋競馬場1700メートル）。

転入初戦の◎12 ベント（セン4、角田輝也厩舎）を狙い撃ちだ。今秋の復帰後は成績ひと息だが、5月には芝ながらJRA京都1600メートルの2勝クラスで3着がある実力派。昨年11月には当地1500メートルでの1勝クラス（東海A級3組）交流戦で2番手から鮮やかに抜け出し4馬身差の快勝で飾っており、有利な編入条件とも言える。最終追い切りでもまずまず動いて走れる態勢にありそうだ。勝ち負けの期待がかかる。

ライバルは○8 ステラビアンカ（牡3、藤ケ崎一人厩舎）。1700メートルに距離を延長した前走で、圧巻のパフォーマンスを披露した。スタートが甘く後方からになったが、パワフルなまくりをさく裂させた。出走取消明けだが、引き続きの1700メートル。格上挑戦でも差し比べに持ち込めれば突き抜けていい。

▲3 クロダブシ（牡4、藤ケ崎一人厩舎）は夏場は伸びきれず掲示板がやっとだったが、調子を上げ、待望のA級昇級を果たした。差し一手で流れに左右されるタイプも近2走のB級2組特別で2、1着と確実に力をつけている。昇級戦でどんな走りができるか見逃せない。

△5 ユウトザアシゲ（牡4、倉地学厩舎）は良化がスローだが、復帰3戦目を迎えての変わり身にも注意が必要。