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8歳馬ベイビーボスの復活に期待「近江米特別」（園田競馬）

18日（火）の園田競馬メイン第11レースに「近江米特別」（A1A2、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎2 ベイビーボス（牡8、田中一巧厩舎）は脚部不安がありレースを詰めて使うことはできないが、陣営が大事に使っているので大きな故障につながっていない。前走は出走取消を挟んで約1年1カ月ぶりの出走だったが、好位から最後まで懸命に伸びて3着に入り、復活のきざしを見せた。今回は前走から中1週になるが、順調に調整されており、気配も明らかに上向いている。中団から鋭く伸びて差し切りたい。

○10 ダイジョバナイ（牡4、飯田良弘厩舎）は同じ前走で7着。1230メートルで圧倒的なスピードを誇るスマートセプターのスピードに屈したが、今回の相手なら単騎逃げが見込める。ただし理想は内枠で、大外枠に入った点が気懸かりとなり、やや評価を下げた。他が競りかけてこなければ逃げ切りが見えてくる。

▲5 ジェットエンブレム（牡7、長倉功厩舎）は前走、逃げ馬が不在で意表を突く逃げに出たが、最後まで折り合いを欠くことなく0秒1差の3着に粘った。今回は逃げ馬がいて控える作戦になりそうだが、現状は差しに構えた方が力を発揮できる。うまく脚がたまれば勝ち負けになる。

☆4 ミグラテール（牡4、田村彰啓厩舎）は使い詰めで大きな上積みはなさそうだが、2走前はジェットエンブレムを外から差し切っており、1400メートルでは安定して末脚を発揮できている。前走は1870メートルのJRA1勝クラスとの交流で力を出し切れなかったが、1400メートルに戻して見直したい。

△8 ブエラフェルテ（牡5、保利良平厩舎）は今回がA2昇級戦でいきなりA1との混合になるが、前走はB1で上位級のスピードを誇るモンゲーギフトをきっちり差し切っており、能力はここに入っても引けを取らない。55キロで出走できるアドバンテージを生かしたい。