佐賀
2025年11月02日
連覇狙うアエノブライアン「九州大賞典」(佐賀競馬)
2日(日)の佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第27回九州大賞典」(佐賀競馬場2500メートル)。
◎4 アエノブライアン(牡7、池田忠好厩舎)は、昨年の九州大賞典を勝利しています。2月以来で休養明け初戦だった4走前の佐賀王冠賞(6月15日、2000メートル)は2着でしたが、前々走の九州チャンピオンシップ(8月24日、1750メートル)では逃げたシンギングロードを向正面で交わして先頭を奪い、直線で後続との差を広げ重賞3勝目を挙げました。10月の鳥栖大賞(2000メートル)には登録せず、このレースの連覇に専念しています。
○7 ベルノレイズ(牡4、渡辺博文厩舎)は、JRAの2000メートル以上での経験が豊富。9月の佐賀転入後はC1級で2連勝のあと、前走はオープンの国見岳特別(10月18日、2000メートル)に挑戦。逃げたシンギングロードからやや離れた2番手を進み向正面で先頭を奪うと、追い上げてきたカナラクリークとの一騎打ちになりましたが、1馬身半(コンマ3秒)引き離して勝利し、このレースへの優先出走権を勝ち取りました。引き続き格上挑戦となりますが、前走の内容なら距離延長を味方に優勝争いまでありそうです。
▲3 フレイムソード(セン5、中川竜馬厩舎)は、昨年の九州大賞典はC1級からB級にかけての7連勝から臨み、アエノブライアンからコンマ9秒差の3着でした。その後は6月のA2級での1勝のみですが、掲示板内は多数。昨年好走のこの舞台での浮上を狙います。
そのほか、国見岳特別2着の△5 カナラクリーク(セン6、真島正徳厩舎)、同3着△2 コスモファルネーゼ(牡6、真島二也厩舎)らも上位進出がありそうです。
(文/上妻輝行)