名古屋
2025年11月07日
ノリノリブリランテ当地初勝利なるか「豊田特別」(名古屋競馬)
11月7日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「豊田特別」(A級4組、名古屋競馬場1700メートル)。
確かな本命馬不在で混戦模様。◎2 ノリノリブリランテ(牡3、原口次夫厩舎)が今度こそ名古屋初勝利を飾るか。北海道の2歳戦で2勝を挙げ、当地転入後は3歳重賞戦線でケイズレーヴと好勝負した実力派。好レースをしてもゴール寸前で粘りが甘くなったり、ひと伸びが足りず、勝ち切れていない。ただ一般格付後のA級2戦で2着があるように力は誰もが認めるところ。前走の5着はスタートひと息で外々を回らされるロスもあった。中間はしっかり追い切りを消化し、依然気配は悪くない。強敵不在のメンバー構成。当地初Vを仕留めたい。
A級4組・夜長特別からの臨戦組が5頭と多く、勝ち馬が抜ければ最先着の○1 ボールドライ(牡5、植松則幸厩舎)は当然、有力なV候補。夏場からスランプに陥っていたが、前走は1馬身半差の2着に好走。外々を回りながら、直線鋭く追い込んだ。距離延長も問題ないタイプ。連続好走で復活をアピールするか。
2戦連続で3着に食い込む▲6 ワイルドハンター(セン5、竹下太厩舎)もV圏内。夜長特別は向正面で仕掛けて馬群を巧みにさばく、内容のあるレースだった。勝ちみに遅いタイプだが、追い比べに持ち込めればこちらも久々のVへ。
△4 ユウトザアシゲ(牡4、倉地学厩舎)は復帰戦の夜長特別が好位追走から早々に失速し、2秒2差の8着と負けすぎの感はあるが、6月にはA級4組特別を勝ち切った地力派。叩き2走目の上積みで変わり身に警戒したい。
(文/中部地方競馬記者クラブ)