ばんえい
2025年11月22日
重馬場でもローランドに期待「知床賞」(ばんえい帯広競馬)
11月22日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「知床賞」(A1級-1組混合)が行われます。
オープンとA1級の混合戦で、重賞・北見記念4着以来となるクリスタルコルドに、オープン・オータムカップから5着ヤマカツエース、6着ダイヤカツヒメの2頭、A1級-1組・ティワイネット杯から1着ローランド、2着ヤマノコーネル、4着カイセドクター、8着キョウエイリュウ(牡8、村上慎一厩舎)ら5頭、2走続けて競走中止クリスタルゴースト(牡5、長部幸光厩舎)の9頭立て。当日の十勝地方は晴予報で、パワーが要求される馬場になりそうです。
◎1 ローランド(牡5、槻舘重人厩舎)735キロを本命に推します。A1昇級後、苦戦が続きましたが、3走前にクラス初勝利を挙げてから2、1着と慣れを感じさせます。テイワイネット杯は中間の雨で水分を含んだ馬場を味方に、2番手で障害を越え、ヤマノコーネルを1秒9差で振り切りました。今季は控えて差す競馬を覚え脚質に幅が出ています。馬場が重くなってもこなせそうです。
○6 クリスタルコルド(牡6、西弘美厩舎)750キロが対抗です。今季は1勝ですが、その1勝が旭川記念連覇。翌日に重賞が組まれたことに加え、A1級混合と相手に恵まれた感があり、勝ち負けの期待が掛かります。
▲9 シンエイアロイ(牝6、久田守厩舎)715キロが対抗です。ティワイネット杯では1番人気に支持されましたが5着。時計の出やすい馬場でしたが、走路のヒーティングが稼働したことで息が入り、2走前より勝ち馬との着差は縮めています。オープンとの混合でも軽視はできません。
(文/小寺雄司)