名古屋
2025年11月25日
920mでスピード比べ「ツワブキ特別」(名古屋競馬)
11月25日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「ツワブキ特別」(A級2a組、名古屋競馬場920メートル)。
前走で同距離A級1組勝ち◎6 ブライトファントム(牡5、藤ケ崎一男厩舎)がV最短だ。4月の準重賞・湾岸スターカップでの勝利から、920メートルに絞って使われている。3、2走前こそ、先行有利の馬場や、内の2枠スタートに泣いて2、4着に留まったが、絶好の外枠を引いた前走でウップン晴らしに成功。好スタートを決めて終始レースを有利に進め、悠々先行押し切り劇。3馬身差の完勝で改めて距離巧者ぶりを発揮した。中間気配は前走時と大きく変わりはなく順調。再度の外枠スタートもプラスに作用する。2連勝へ、当然期待は高まる。
逆転をうかがうのが○4 オーロベルディ(牝6、榎屋充厩舎)。2走前はブライトファントムを相手に勝利を飾ったが、前走は内枠とプラス10キロの太めの体が影響してスタートと行きっぷりもひと息で0秒8差3着に終わった。中央時の短距離戦歴はブライトファントムをしのぐ。シェイプアップ成功が逆転への鍵になりそうだ。
9カ月ぶりでも▲3 フォルツァエフ(牡10、迫田清美厩舎)は920メートル【6・2・0・1】と抜群の成績を残すスプリンター。骨折休養明けで追い切り気配はいまいちだがポン駆けが利く気性。もちろん軽視できない。
穴は△7 ダンネワード(牡5、角田輝也厩舎)。デビュー以来初の1400メートル未満になるが、相手なりに走れ、距離融通性もあるタイプ。外枠スタートを生かして流れに乗れば一撃あっても驚けない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)