兵庫
2025年11月26日
安定感あるシリアスヒッターが上位「なにわの養鶏養蜂特別」(園田競馬)
26日(水)の園田競馬メイン第11レースに「なにわの養鶏養蜂特別」(B1、園田競馬場820メートル)が行われる。
◎8 シリアスヒッター(牡6、田中範雄厩舎)はワンターンのスペシャリスト。前走は残り100メートルで外からメイショウサトワにかわされてしまったが、テンの速いカンタウッドテールを抑えてハナを主張し、2着に粘り込んだ。今回は中寄りの枠に入ったカンタウッドテールがハナを主張しそうで、無理に出していくことはせずに2番手から運ぶ展開になりそう。前走のような決め手のある馬は不在で勝機を迎えた。
○5 カンタウッドテール(牡5、長南和宏厩舎)は内枠があまり得意ではないために今回も枠に恵まれたとはいえないが、前走よりは外寄りの枠に入ったことで序盤からダッシュ良く飛び出していくことができそう。マイペースで逃げられればチャンスがある。
▲3 ラブミーテキーラ(牝4、飯田良弘厩舎)は前走では内からしぶとく伸びてカンタウッドテールをかわしており、力を示した。こちらも内枠が歓迎とはいえないが、外に持ち出すことができれば上位争いになる。
☆4 ナムラエデン(牝4、玉垣光章厩舎)は転入初戦で出遅れて4着だったが、「これまでゲートで尾を持ったことがなかったので、持ったことがかえって良くなかったかもしれない」と玉垣光章調教師は振り返る。スピードは通用しており、スタートを五分に決めれば2戦目で変わり身がありそうだ。
△1 アグネスシュウ(セン5、岡田利一厩舎)は前走大外枠から積極的に行って押し切った。今回はB1昇級戦で最内枠に入っており条件は厳しくなるが、前走を勝った勢いに乗りたい。
△2 リケアサブル(セン4、長倉功厩舎)は去勢明けの前走が5着ともうひとつ振るわなかったが、今回は休養前に好走を続けていた820メートルに戻して巻き返しを期す。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)