兵庫
2025年12月30日
ミルトプライムが逃げ切る「オッズパーク2025杯」(園田競馬)
30日(火)の園田競馬メイン第11レースに「オッズパーク2025杯」(A1A2、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎9 ミルトプライム(牡5、保利良平厩舎)は先週の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIにも登録があったが、今回のオープン特別に回ってきた。前走は2番手に控えて勝ち切れなかったように、やはり理想は逃げ。今回は短距離戦としては逃げたい馬が少なく、単騎逃げに持ち込める。これまでA1での勝利はないが、大きなチャンスを迎えた。
○7 ジェットエンブレム(牡7、長倉功厩舎)は今年の7月に戦列復帰してから4戦して3着2回と思うような走りができていないが、1400メートルよりは1230メートルの方がこの馬の切れ味を生かせる。距離短縮で見直したい。
▲8 ルクスメテオール(牡5、永島太郎厩舎)はレースを使うごとに動きが明らかに良くなってきた。前走は今回と同じ1230メートルで同厩舎のスマートセプターに迫って2着とメドが立ってきた。前走と同じ走りができれば上位争いになる。
☆12 エイシンテムジン(牡5、飯田良弘厩舎)は兵庫に転入してから、8枠に入ったときは4戦して一度も連対を外していない。発馬の不安があるだけに、大外枠ならうまくリカバリーできる。A1で相手はそろってきたが、今回は傑出馬が不在で混戦になれば浮上してきそうだ。
△3 ハナブサ(牡8、森澤友貴厩舎)は年齢を重ねて以前ほど切れる脚がないので、前が止まる展開が理想的。今回は主戦の廣瀬航騎手に戻っており、上位争いを期待したい。
△5 ホクザンバーリイ(牡4、橋本忠明厩舎)は前走JRAの3勝クラスに挑戦してしんがり負けだったが、1着から2秒0差で大きく負けたわけではなかった。スタートを五分に切って流れに乗れており、その経験が地元に戻ってどこまで生かせるか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)